亜鉛の特徴と効能

亜鉛(Zn)の特徴は?

亜鉛には、次のような特徴があります。

 

■若年者において、亜鉛不足による味覚障害が増加しています。
■免疫力を高めることで、風邪を早く治す効果があります。
■性腺機能に必須であり、セックスミネラルともいわれます。

亜鉛の効能は?

亜鉛に期待されるのは、次のようなものです。

 

■味覚障害の予防・改善 
■男性の性腺機能を正常に維持
■免疫力を高め、風邪の羅病期間を短くする

 

なお、亜鉛というのは、
味覚や臭覚、免疫機能、性腺機能、
アルコールの代謝など様々な機能を
正常に保つために必要な微量元素(ミネラル)の1つです。

亜鉛不足になるとどうなりますか?

亜鉛が不足すると、次のような症状を生じます。

 

■味覚障害 
■免疫力の低下 
■うつ状態 
■皮膚疾患...など

 

なお、亜鉛を摂取していると、
風邪にかかったときに早く回復することが知られています。

 

また、男性不妊症、糖尿病、関節リウマチ、
味覚障害の予防や治療にも用いられます。

 

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亜鉛にはどのような機能がありますか?

亜鉛は、
体内で作用する200種類以上の酵素の働きに必要であり、
様々な代謝に必須のミネラルといえます。

 

特に代謝の激しい組織ほど、
亜鉛不足の影響が出やすいので、
免疫機能や神経系を正常に保つためにも必要とされています。

亜鉛の性腺機能

亜鉛は、精液中に高濃度に含まれるほか、
亜鉛不足により男女の第二次性徴の遅れが生じることから、
性腺機能の維持にも重要と考えられています。

亜鉛と味覚障害

亜鉛不足による症状の1つに味覚障害がありますが、

 

この味を感じるというのは、
舌に存在する味蕾(みらい)という細胞の働きによります。

 

亜鉛は、この味蕾の細胞分裂を促し、
味覚を正常に保つ作用をもっています。

 

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亜鉛は風邪を治す

亜鉛が風邪を早く治すのに効果的である
という臨床試験が知られています。

 

例えば、99人の患者を対象にした研究では、
13.3rの亜鉛投与によって、風邪の期間が短縮しており、
さらに、212人を対象にした研究においても効果が認められました。

 

亜鉛は、風邪の原因ウイルスの1つである
「ライノウイルス」が呼吸器系の組織に侵入するのを防ぐことで、
効果を示すといいます。

 

なお、その他、胎児の成長、
下痢や関節炎、頭部外傷に関して、
亜鉛サプリメントによる効果が報告されています。

亜鉛の摂り方は?

亜鉛の1日当たりの所要量は、
30〜40歳の成人男性で12mg、同世代の女性で10mgで、
許容上限摂取量は30rとされています。

 

加工食品の摂取が多い人や、
外食・偏食傾向のある人は、
亜鉛サプリメントを予防的に摂ることが望ましいです。

 

なお、風邪に対して利用する場合には、
症状が発現してから24時間以内に服用することで効果が期待できます。

亜鉛の注意点は?

亜鉛を服用すると、
吐き気や下痢といった消化器症状が現れることがあります。

 

また、1日当たり100〜300r以上を長期間摂り続けると、
過剰症になり、頭痛や吐き気・嘔吐、発熱、倦怠感などが生じます。

 

なお、一部の医薬品は、
亜鉛によって効果が弱くなりますので、

 

病院で治療中の人は、
主治医と相談の上、利用するようにしてください。

 

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